物部物語

写真集「物部物語」

物部川流域の四季を巡る旅、写真集の発売を目指して

高知県の中央部に位置する南国市、香南市、香美市。この地を流れる一級河川「物部川」は、幹川流路延長71km、流域面積508km²を誇ります。その本流と支流、そして流域の山々が織りなす四季折々の風景を追い求め、2025年春より写真集「物部物語(仮)」の撮影を始めました。


物部川は、私が暮らす香美市を流れる川であり、高知県では四万十川、仁淀川に次ぐ一級河川です。支流を含めた奥物部の景色は、四万十川や仁淀川にも引けを取らない魅力を持っています。この美しさを、もっと広く発信していきたいという思いがあります。また、日常的に目にしている風景だからこそ、写真という手段を通して、これまでとは異なる視点で見つめ直すことができるのではないかと考えています。


偶然にも今年は、やなせたかしさんをモデルにした連続テレビ小説の放送や、物部川エリアでの観光博の開催など、地域に注目が集まる年でもあります。


物部川の写真集は、コロナ禍の頃から構想を練ってきました。2024年の夏頃から撮影場所の選定やロケハンを始め、2025年春に撮影を開始しました。当初はどのような写真集にするか明確には決まっていませんでしたが、撮影を重ねるうちに、自然風景に特化した写真集にすること、撮影で出会った光景をナチュラルに写し撮ることなど方針が定まり、現在撮影を進めています。


そして、これまでに制作した工石山や九島の写真集では、ある程度写真がそろった段階でまとめる形をとっていましたが、今回は写真集の制作を前提に新規撮影のみで進める初の試みとなります。正直なところ、期待よりも不安の方が大きいのが本音です。またPOD(プリント・オン・デマンド)での販売ではなく、書店流通を目指しており、個展の開催も視野に入れています。

完成までの道のりは長いですが、あたたかく見守っていただければ幸いです。

なお写真集完成までのあいだ、noteにて不定期で撮影記を更新しています。ぜひこちらもご覧ください。

Note

撮影記
物部物語 Vol.05 | 奥物部の最奥地「三嶺・西熊山」を巡る
物部物語 Vol.04 | 白髪山とみやびの丘
物部物語 Vol.03 | つつじ咲く鉢ヶ森
物部物語 Vol.02 | 物部の桜めぐり
物部物語 Vol.01 | 土佐塩の道を歩く
物部物語 Vol.00 | 次回の写真集について

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ART crossing MONOBE

アートクロッシングものべ

高知ものべがわエリア観光博 ものべすとのイベント「アートクロッシングものべ」にて、物部川流域の写真6点を香美市香北町の愛と勇気の道(美良布商店街)に展示させて頂きました。

展示メッセージ

奥物部での透き通った青い水との出会いから、物部川流域の風景に魅せられ、現在「物部物語」と題して写真集の制作を進めています。写真集では、山や森の景色、支流を含む源流域から河口へと続く水の流れを、四季を通してたどる予定です。今回の展示では、「物部物語」より春・夏・秋の写真を流域ごとにセレクトしています。水の流れと四季の風景を通して、物部川流域の魅力を少しでも感じていただければ幸いです。

林道の出会い

霧に包まれた林道で一本の山桜を見つけた。いつも見慣れた山の景色が、この日は幻想的な風景に変わっていた。

三嶺より秋を望む

三嶺の山頂から見た白髪山やカヤハゲ。初めて登った三嶺からの景色に圧倒され、秋色に染まる山の斜面に夢中でシャッターを切った。

源流をたどる

この夏、物部川の源流域であるジルザワ谷を訪れた。撮影を終え、ここから続く物部川の流れを想像し、感極まった。

物部物語の原点

奥物部の地で、透き通った水の青さに出会い、物部川の奥深さを体感した。ここは、物部物語の始まりの場所である。

ものべグリーン

奥物部湖の水面が、周囲の山の緑を反射して深い緑色に染まっていた。それは、ものべグリーンと呼びたくなる光景であった。

夕暮れの物部川

オレンジに染まる空が水面に映り込み、小魚が作る波紋が広がっては消えていた。一日の終わりを静かに感じながら、帰路についた。

アートクロッシングものべ
アートクロッシングものべ

名称:「アートクロッシングものべ」〜今を編む、まちと人とアートの交差点。~
日時:2025年11月7日(金)〜24日(月・休)
場所(メインエリア):南国市/やなせたかしロード、香南市/赤岡町商店街、香美市/愛と勇気の道(美良布商店街)

アートクロッシングものべは、高知県・物部川エリアを舞台に、伝統と新しい感性が出会うまちあるき×アートの芸術祭です。